Maguari HS1 GTC
何かとんでもなく凶暴なフロントフェイスを持つハイブリッドモデルが発売
スペインのコーチビルダーで、世界で初めてオールエレクトリックモデルを開発したHispano Suiza Carsが、突如として新型ハイブリッドモデルとなる「Maguari HS1 GTC」を発売しました。
今回発売されたモデルは、フロントデザインを見てもわかりますが、アグレッシブを通り越してフロントに武器を装備したかのようなとんでもないデザインとなっており、フェラーリやランボルギーニとはまた異なる子供心をくすぐるような一台となっています。
車名の由来こそがこのモデルの個性を引き立てる
リヤフェンダー付近には何やら鶴のようなイラストが描かれていますが、そもそも車名として採用されている「Maguari」とは、南アメリカにて発見されたコウノトリの名前で、先ほどのフロントバンパーにある突起のようなデザインがコウノトリの紋章を意味し、リヤフェンダーも同様のものとなっています。
ちょっとアウディ色を盛り込んだようなデザインですが、センターストリップ採用のリヤテールランプや、両サイド2本出しとなるクワッドエキゾーストパイプ、そしてホワイトのセンターロック式アルミホイールを装着することで個性を発揮しています。
エンジンはまさかのランボルギーニ「ウラカン」からの派生版
「Maguari HS1 GTC」は、先述の通りハイブリッドモデルとして登場し、ランボルギーニ「ウラカン」の排気量5.2L V型10気筒自然吸気エンジンから派生されたものをミドシップに搭載し、ここに2基の電気圧縮機を組合わせることで、システム総出力1,070hpを発揮します。
パフォーマンス面については、0-100km/hの加速時間が2.8秒と驚異的な加速力を持ち、最高時速は379km/hにまで到達するとのこと。
なお、このモデルの価格帯については未だ明確になっていないとのことですが、ほぼほぼ高確率で億超えになると言われています。