Warashina Yutaka Still On The Road … 2019

959

959

1.24 タミヤ ポルシェ 959

1983年のフランクフルトショーで発表されたポルシェの4WDスーパースポーツ、ポルシェ959を再現したプラスチックモデル組み立てキットです。高性能を感じさせるダイナミックなフォルムを実車そのままにモデル化。2基のターボチャージャーを装備した水平対向6気筒エンジンやダブルウィッシュボーンサスペンションも精密に再現して作りごたえもたっぷり。エンジンフードは完成後も取り外し可能としました。またバケットタイプのシートやペダル類まで再現された室内は仕上がりの立体感も十分。質感あふれるソリッドゴム製タイヤが足もとを引き締めます。

ポルシェは1970年代後半から4WDシステムの開発を進めており、1981年にスタディモデル4WDカブリオレを製作、1983年のフランクフルトモーターショーにてグルッペBが発表された[2]。このモデルは生産車にフィードバックすべき技術のトライアルモデルとして、1986年から959として限定生産された。外観からは911とさしたる違いを見せない959の名を呼び声高くしたのは、レースでの活躍と、時代の最先端と称しても差し支えない内容を持った技術的背景にある。当時のグループBのホモロゲーションを取得するため200台[3]の生産予定でスタートしたプロジェクトは、予想をはるかに超えるオーダーに少しでも応えるために増産されることになり、最終的には283台が生産された。

911と似た外見のボディであるが911と共用のパネルはない。一体化されたリアフェンダー、下面全面のカバーリング、NACAダクトの採用などによりCd値0.31と空気抵抗を小さくしている。基本的にボディシェルはケブラーやガラス繊維により強化されたエポキシ樹脂素材をオートクレーブ加工したハイブリッド構造である。フロントフードとドアパネルには熱硬化性アルミニウム合金、バンパーは復元性に優れたガラス繊維強化ポリウレタンを使用するなど、部位ごとに材質を使い分けている。

959には画期的ともいえる四輪駆動システムが採用されていた。可変トルクスプリット式と呼ばれ、コンピュータ制御により加減速・コーナリングなどの車体状況に応じ前後の駆動力配分を自動制御し、ステアリングコラムに設けられたレバースイッチにより、天候状態や路面状況により最適なモードを選択することができた。なお、1989年に登場した日産・スカイラインGT-Rの四輪駆動システム(ATTESA E-TS)とツインターボエンジン(日産・RB26DETT)の制御は、959を手本にして開発されたといわれている[4][注釈 1]。

場所さえ確保すれば公称値である最高速度300km/h以上を何ら問題なく達成し、その一方で930型911をベースとしているので後席があるなど日常的な足にもなるという全く正反対の二面性を持つ車となっている。

タイヤサイズはフロントが235/45-17で、リヤが255/40-17だった。左ハンドル仕様のみの設計であり、右ハンドル仕様車は生産されなかった。

模型の部屋

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